HOW TO 講座

肌によい温泉について・・・・

さて、温泉好きの方は非常に多いと思います。

ただ、偽装温泉も多いというのがわかって、本当にわかるよいお湯というのは、どのくらいあるのでしょうか?
岡山の奥津温泉なんかはお湯の質の良さが素人でもわかり、コーセーも化粧水として商品化したほどですが、他にも色々とよい温泉というのは多いと思います。

そこで、温泉によって違う効能をまとめてみました。

泉質 効能
単純温泉 成分が希薄であるが、源泉ごとに成分が違う。湯の質が柔らかいのが特徴で、成分が薄い分肌への効果も弱い。
酸性泉 塩酸、硫酸を含む酸性の温泉。抗菌力があるが、皮膚刺激が強く、肌の弱い人は温泉に入ってもすぐに洗い落とす必要がある。
含アルミニウム泉
(ミョウバン泉、緑バン泉)
皮膚を引き締める効果がある。
二酸化炭素温泉(単純炭酸泉) 炭酸ガスが皮膚の毛細血管を拡張して血行を促進して、新陳代謝を良くする。温泉水を利用した炭酸ソーダなどの飲み物もある。炭酸ガスが皮膚の毛細血管を拡張して血行を促進して、新陳代謝を良くする。温泉水を利用した炭酸ソーダなどの飲み物もある。
炭酸水素塩泉(重曹泉) 弱アルカリ性の温泉で、皮膚を柔らかくしたり、なめらかにしたりするほか清浄作用がある。
塩化物泉(食塩泉) 飲むと塩辛く、体についた塩類が保温効果を持つ。
含鉄泉(鉄泉、炭酸鉄泉) 鉄の酸化により、赤茶色の温泉。皮膚を引き締める効果がある。
硫黄泉(硫黄泉、硫化水素泉) 卵の腐敗臭に似た匂いがある。角質を柔らかくして、肌をなめらかにする。毛細血管を拡張して血行を促進して、新陳代謝を高める。
皮膚刺激があるので、敏感肌の方は肌荒れを起こすこともある。
ちなみに硫黄ローションは皮膚科のニキビ治療(角質を取る)の標準治療薬となっている。
放射能泉(ラドン泉) 慢性皮膚炎や傷を治しやすくする効果がある。体内に入ったラドンは肺から抜けていく。(半減期4日)

温泉といってもお湯に溶けている成分で色々わかれ、お湯の肌あたりもまったく変わります。ニキビの方には、硫黄泉があっているかもしれませんが、敏感肌の方は長く入浴すると肌荒れを起こしやすくなります。
二酸化炭素温泉は、入浴剤でも水に溶かすとシュワ~と炭酸ガスがでておなじみのものですが、炭酸ガスによって血行が促進されるので、気持ちよいものです。